「成果物としての『UX』とは何かを考えよう」参加しました

7/17(土)に開催された長谷川恭久氏のセミナー「成果物としての『UX』とは何かを考えよう」に参加しました。

むつ市での開催でしたが、青森県各地から参加された方がいらっしゃったようです。

第一部は『UX』についての講義。
UXというものの定義は多岐にわたり、説明されたものが全てかと言えばYESでありNOであるという、何だか禅問答のような印象でした。

成果物としてのUXを考えると、以下にフォーカスをあてることになる。
サイトに対して良いゴールを設定し、それを制作者・クライアントと認識合わせしてソリューションを洗い出していく。ソリューションに向けたロードマップを作成する。
ここで一番重要なのは、「共有者との調整」であるという。
同じ言葉でも、人によって使っている意味合いが違う場合がある。
この認識誤りが残ったままだと、最後になってクライアントと言っているゴールが異なっていた、ということにもなりかねない。
最終的な成果物のほかに要素成果物があるが、これがクライアントと同じゴールを見据えていくための辞書となる。
これらを踏まえたうえで、サイト利用者の幸福度を考えることが重要、という締めでした。

具体的にこういう成果物を作らないといけない、というような限定的な話でなかった分、逆にイメージが湧いてくる講義でした。

あっという間に第一部が終了し、第二部はワークショップ。
ぐるりんしもきた
まっさかりまつり
のサイトのゴールについて、「人がもつ14の特徴」の観点から新たなソリューションを導き出すという内容でした。
ソリューションを導き出して模造紙にまとめるのに与えられた時間は30分。
短い時間にも関わらず、皆さん素晴らしいソリューションをまとめられていました。

いろんな意見が出てきたにも関わらず、長谷川氏が上手にまとめられていたのが印象深かったです。

もっと詳しい情報がイエス!あおもりさんに掲載されています。
http://yes-aomori.jp/?p=682

こちらでは、セミナーで使用されていたスライドも見ることができますので
興味のある方は是非ご覧ください。

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